「お菓子とケーキ おいしい生地の基本」リリエンベルグの横溝シェフが丁寧におしえてくれる基本のケーキ!

この本を簡単にまとめると

  • 人気のパティシエが丁寧に基本をおしえてくれます
  • 生地は基本ですが本格的なケーキが作れます
  • 展開レシピは個性的なレシピがたくさんです

「お菓子とケーキ おいしい生地の基本」

お菓子とケーキ おいしい生地の基本

横溝春雄著

2010年12月7日発売

成美堂出版発行

¥1、512

全143ページ

横溝さんのお店「リリエンベルグ」はこちらのページで詳しく紹介しています

「ウィーン菓子工房リリエンベルグ 真心のレシピと笑顔の魔法」大人気のお店の秘密がわかる
この本を簡単にまとめると リリエンベルグのファン必見の本 横溝シェフのエッセイのようなレシピ本です 大人気のお店の秘密が...

どういうレシピがあるの?

レシピは全部で7つのパートに分かれていて、各パートで作り方の違いによる生地の説明、やQ&Aなど詳しい説明がされています。

分量は全て家庭で作りやすい1台分の量になっています。ミキサーもハンドミキサーを使用しています。

Part1はスポンジ生地

共立て法で作るレシピと別立て法で作るレシピが6つ紹介されています。リリエンベルグの人気のショートケーキはいちごのコンフィチュールのレシピと共に、ウィーン菓子の黒い森のケーキやショコラーデンオーバストルテのレシピもあります。

スポンジ生地が膨らむ仕組みや卵に含まれている成分や卵の性質などをわかりやすく、丁寧に説明されています。良い生地の写真と悪い生地の写真もあり、失敗もその状態からの原因を多数解説してくれているのでなぜ失敗したのかがわかり勉強になります。

Part2はバターケーキの生地

シュガーバッター法の共立て法シュガーバッター法の別立て法フラワーバッター法という3種類で作るバターケーキの作り方と特徴や違いをが解説されています。

レシピは3種類ですが、中に入れるコンフィチュールのレシピも紹介されています。それぞれの方法で作るコツや特徴がわかるので自分の好みのものはどう作ればいいのか、参考になると思います。

Part3はタルト生地

砂糖を入れたパート・サブレと入れないパート・ブリゼ2種類で作るタルトが2つ、エンガディナートルテといちじくのタルトのレシピが紹介されています。

生地の作り方の違いと、取り扱い方がとても詳しく説明されています。エンガディナートルテは7ページにもわたって沢山の写真がと共に丁寧なレシピになっていて、タルトの敷き込み方もわかりやすいです。

Part4はパイ生地

折り込みパイ生地で作るハートの桃のパイとマンゴーパイ、逆さ折り込みパイ生地で作るミルフィーユとサクリスタン、速成折り込みパイ生地で作るスティックパイのレシピが紹介されています。

折り込みパイ生地は時間がかかりますが、コツやポイントが多数書かれているのでよく読んでゆっくり休ませて作ればとてもおいしいパイができます。個人的にこの桃のパイが一番好きなレシピです。

Part5はシュー生地

家庭で失敗しがちなシュー生地を詳しく解説されています。シュークリームとはりねずみシューの2種類が紹介されています。

見極めの難しいところはきちんとポイントとしてしっかり押さえられており、失敗例と解決策が5つも提示されているので失敗してしまっても次こそ上手に焼けると思います。

メレンゲで作るダッコワーズのレシピも紹介されています。

Part6はチーズケーキの生地

マスカルポーネチーズで作るスフレチーズケーキ、クリームチーズで作るベイクドチーズケーキ、クリームチーズと卵黄で作るレアチーズケーキの3種類が紹介されています。

それぞれの特徴を生かし、スフレはふんわりと、ベイクドはどっしりと、レアチーズは爽やかなレシピでとてもおいしいレシピです。

Part7はクッキー生地

基本のクッキー3種(絞り出し、型抜き、アイスボックス)、サブレ生地で作るガレットブルトン、発酵バターと卵黄で作るサブレーノルマンドが紹介されています。

材料は同じでも作り方や配合によって異なる味わいになるのがすごくわかりやすくまとめられています。

まとめると

少し難しいレシピもありますが、これからたくさんお菓子作りを勉強していきたいという方にぴったりの本です。

自宅で失敗してしまう原因が知りたい方にも解決してくれると思います。

何よりも横溝さんのあたたかな人柄が伝わる丁寧で愛情に満ちた本になっています。

パナデリアというスイーツの情報サイトで中身の写真を見ることができます